ふつうのまいにち

妊活と流産とまいにちと

1回目の妊娠②

その日は一通り検査をして帰宅。

 

妊娠初期の流産は染色体の異常などで

お母さんのせいじゃないよ

仕方ないことだよ

 

と言ってもらいましたが、

自分に降りかかったこの出来事

昨日までお腹の中で育ってくれてると思っていた子がもう育ってないなんて

信じられませんでした。

 

手術日は1週間後になり、

もう仕方のないこと、、と思いながらも

気持ちの整理はつかず

手術当日を迎えました。

 

朝病院に行って、手術をして夕方に帰る

日帰り入院で手術を受けました。

 

泣いたら迷惑になる、と我慢してましたが

手術室に案内され横になると涙が溢れてきてしまいました。

看護師さんの優しさが本当に有り難かったです。

手術自体は麻酔で眠ってしまってるので

起きたら全て終わっていました。

 

主人は仕事が休めず、迎えにこれなかったので

近くに住んでいる母にお願いして迎えにきてもらいました。

 

母には落ち着くまで家にいてもらい、

主人も早めに帰宅してくれました。

 

励ましてもらったり、前向きな言葉もかけてもらいました。

でもいま振り返っても辛い。

 

一度の流産でも本当に辛かったのに

その後また2度流産するとは

この時の私はまだ知りませんでした。

 

1回目の妊娠①

初めての妊娠は2020年10月でした。

当時の記憶を遡りながら書きます。

 

この時私が31歳主人が33歳

結婚して2年目、子供についてはゆっくりでいいかなと

ゆるく考えておりました。

基礎体温を測って自分でタイミングを測り妊娠が判りました。

 

元々20代前半に婦人科で多嚢胞生卵巣と言われており、排卵が分かりづらく少し時間かかるのは想像してましたので

自然妊娠できたことはとても嬉しかったです。

 

妊娠検査薬で線が出てきた時は主人と2人で喜びました。

その後近くの総合病院の産婦人科で正常妊娠と確認してもらいました。

 

次回2週間後の経過観察となり、

なんとなく体調も悪くなりつつ、

つわりがはじまったのかな、と落ち着かない2週間を過ごしました。

 

10月末、予約の日

内診にて先生が、「育ってないね…」と。

稽留流産でした。

 

…正直この時の記憶は曖昧になってしまっていて

思い出しながら書いていますが

どんな言葉で言われたのかはっきり覚えていません。

 

とにかくこの子はもう育ってないから早めに手術をした方がいいと言われて

そのままレントゲンや、手術な必要な検査に行ったと思います。

1人で泣きながら待合室で主人にLINEで報告。

 

妊娠初期には流産の可能性があるのはもちろん分かっていたつもりでしたが

まさか自分がなるなんて。

どこか他人事でした。。。

 

はじめまして

不育症…
そのワードすら知らなかった私。

ふつうに恋愛して
ふつうに結婚して
ふつうに子供が授かれると思っていました。

2021年12月に3回目の流産を経験しました。

まだ私達の赤ちゃんに逢えてはいませんが
これから逢えることを夢見て

最近は落ち込んでばかりだったので
前向きに人生と向き合っていきたいと思いブログというものをはじめてみました。

流産の経験や、不妊症クリニックの通院のこと、
もしかしたら私の経験も誰かの励みになるかもしれないと思い綴ります。

ふつうの日常や好きなこと、趣味のことも日記として書いていきたいと思いますので
よろしくお願いします。